遅くなりましたが、先月のコンベンションで行った
BBNT(ビーストバインド・ニューテスタメント)用のシナリオ+プレイリポです。非常に長いので何回かに分けてお送りします。

岩手県巖泉町、森に囲まれた自然の美しい街だ。観光に来るにはいいのかも知れないけど。俺には退屈な街。そういう風に16歳の高校生ヤツ・キョウスケはそう思っている。
『どんなところでもすめば都まずは彼女でも作ってみたら?』
とは友人のオカムラの意見だが、『垢抜けない泥つき大根みたいなのを彼女にするなんて』
東京から親の都合でこっちに引っ越してきたばかりのキョウスケはそう考えていた。

東京上野広小路、岩手新報東京支社では今日もマキハラ編集長の怒りが静かに燃えていた・
『ネヤガワー!!確かにテキサスのカウボーイを取材して来いといったがなんだこれは?「テキサスブロンコの魂は不滅!永遠のスピニングトーホールド」これはお前プロレスラーのレポートじゃねか!!』
『編集長、ファンク兄弟はすばらしいカウボーイですよ。そもそも彼らの成功には父ドリーファンクシニアの血と汗と努力がですねぇ…』
ネヤガワは大のプロレス・格闘技マニアである新聞記者になったのも「タダでプロレスが見られる」そう考えたからだった、彼が生きていくためには金などは必要ない。食べるために働くなんていうことは彼には必要ない、ただ、自分に与えられた膨大な時間を楽しく過ごすためにそれが必要なだけだ。

『まったくお前は、変な取材しかしてこないんだから。もういい、お前に海外を任せたのは俺の失敗だ、今週はここにいって来い。岩手の巖泉だ、妙な連続殺人事件が起きてる、変わり者のお前にはちょうどいいだろう』そういって編集長は一枚の写真を見せた、人間の体がなにか得体の知れないものの力で真っ二つに切断されている、グロテスクな写真である。とても人間業とは思えない残忍な殺し方だ。
『なるほど、こいっぁ俺向きですよ…』
タイチは不適に微笑んだ、こう思っている「こりゃぁ、人間の仕業じゃねぇ」

ここまでがハンドアウトの前半です。
後半あと2キャラ分は次々回にでも

だいぶ長編(5〜6回?)になりそうなので、まとめて見たい方はテーマのTRPGシナリオを選んでいくといいかも)

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