体力!知識力!想像力!判断力!演技力!

これがTRPGに必要な5大力である。と囲む会では言われている。

オーラ力とか竹内力とか長州力とかはあまり関係ない
あ、消臭力はちょっと便利かもしれない。

第三回フリープレイコンベンションに参加してくれた
D&DのGMさん。正確にはDM(ダンジョンマスター)さんだが
モトミヤが混乱するのでGMさんで統一していきたい。

彼は、判断力と財力、それになにより知識力に優れていた。

 『マスター○○っていう武器だけど、どんなでしたっけ?』
という問いに。
『それは武器・装備ガイドの××ページに出ているよ』
と即答し、『たしかねぇー』という前置きは入るのだが
正確なデーターがスラスラ出てきてしまうのだ。
TVチャンピオンに『D&D(日本語版)王座決定戦』
などがあったら、おそらく予選通過できてしまいそうな勢い

 大して重くもないビーストバインドをマスターしていても
『マスター○○ってアーツ ブラットはなんでしたっけ?』
『んーデーモンじゃないかな?いやイモータルだったかも?』
てな具合にことデーターに関しては
ひどくあやふやなモトミヤとはえらい違いである。見習わなくては・・・

 セッション開始と同時に
『ゲームの時間が多くほしいのでキャラメイクは1時間以内でお願いします』
とGMさんは言った。まずいなーどうしようかなーと悩むモトミヤに鞄からキャラクターシートをごそっと出し。
『何パターンかキャラクターを作ってきたのでこの中から選んでもいいよ』
とやさしい言葉を投げかけてくれる
初心者対応も万全である。こういうマスターさんだと、
データ量の多いゲームも安心である。

 しばらく考え抜いた末
初心者でも扱いやすい前衛のキャラクターで
ファンタジーらしい規制のあるパラディンを選択した。
切り払いという特殊能力があり、
一回相手を倒した直後攻撃範囲内に敵がいればもう一度攻撃ができるのである。
『うまく使えば大活躍だよ』とのこと
気分はもう『いくぜ!必殺なぎ払い!!』である。

さてさて、肝心のシナリオだが、ある貴族の朽ち果てた別荘から
あるモノをとってくるという内容のシナリオ。
たまさんのプリーストとナゲヤリさんのローグの活躍で
情報収集は無難に進み、いよいよダンジョンに突入である。

入り口からしばらく言ったところでいきなり山賊との戦闘!

『行くぜ必殺の!!!』
と突進するが。パラディンはヨロイが重くなかなか敵に届かない
その間にローグとプリーストが敵の防衛ラインを突破!
活路を開く

 そこに・・・我がパラディンが突撃すべきその突破口に・・・
泥棒猫のようにハルナくんのファイターが踊りこむ。
『わははは、我がスパイクトチェーンをくらえー!!』
あっという間に山賊をなぎたおす。
モトミヤのパラディンがそこについたときには
すでに雑魚が一匹逃げ遅れているだけだった。
むなしく残敵を相当するパラディン。
『あー必殺のなぎはらいがー』
ヨロイが両肩に重い・・・
『ちなみにモトミヤさん、隣に立ってるオレになぎ払いできますよー優秀なナカマですがね?』
と勝ち誇るハルナくん
『マジやったろぉかワレ?』
・・・いやいや、パラディンがそんなコトをしてはいけない
(というかやったら人間としてもどうかと思うぞ)

 とまぁ終始こんな感じで、なぎ払いは出せず。
スパイクトチェーンだけがうなりを上げたD&Dでしたが、
非常に楽しく遊べましたこれは知識をつけるために
ルールブックをかおうかなぁ?と思ってしまうほど。
でも財力がなぁ・・・・
ルールブックとは正反対の薄いサイフを見てため息をつく
モトミヤなのだった・・・

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