『世界的には野球よりサッカーの方が人気があるけど、あれはサッカーは手を使っちゃいけないっていう束縛があるからなんだよな、ルールっていうのはいろいろ規制をかけたほうが面白い。』

ビートたけしの本にこんなこが書かれていたことがある。
ある意味正解だと思う。なんでも出来てしまうよりいろいろ出来ないほうが面白いときというのは結構ある。

さて、次回Convention Ambassador’sのフリープレイコンベンションに桜井代表が持ち込むのは『ある程度の束縛』どころの騒ぎではなくある意味『何にも出来ない』TRPGクトゥルフの呼び声である。何にも出来ないといっても、自由がないわけではないヤロウと思えば異形の怪物に拳銃で立ち向かうことも出来るし、魔法の力で世界の物理法則を曲げようと試みることは出来る。

ここで大事なのは『試みることが出来る』という点である。成功は全く保障されない、ほとんどの場合失敗するのである。

初めてプレイしたときに、この世のものとは思えない薄気味悪い化け物にショットガンで立ち向かってみたところ半死半生、おまけに精神をズタズタに砕かれ発狂寸前になったモトミヤである。

『なんだ、このおかしなゲームは!!ショットガンだよ?』
と怒ったのだがサクライ代表が一言こういった

『モトミヤさん君は台風や地震にショットガンで立ち向かうかい?』

そういうゲームなんである。人間の無力さ、ちっぽけな自分というものを嫌というほど体感させてくれるゲームなのだ、このちっぽけで無力な自分が、何とか知恵を絞り。強大な神々に近づいていく。こんなゲームもたまにはいいものだ。

いまではこのクトゥルフ神話RPGが大好きなモトミヤである。
がんじがらめの束縛というのも悪くない

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