俺とあいつとサッポロ一番
2004年9月17日 コンベンション感想恋は突然やってくる。
そんなモンである、TRPGでもそれは同じだ。ご存知の方も多いと思うがシーン制のRPGには ハンドアウトというPCの設定を配りその設定にしたがってゲームを進めていく方法を取るものがある。そう、その人は突然俺の前に現れた。
モトミヤさんのハンドアウト
『学校一の美人 東鳩望(仮名)がいる。彼女が直面しているトラブルを解消するのが貴方の役目だ』
・・・学校一の美人、もちろん頭脳明晰、で性格良し、ピンク色の髪の毛にヘアバンド装備でしょうな?そういうわけでしょうな?マスターにやんわりと確認すると
『そうですよ、あなたの幼馴染です。青春大爆発でお願いしますね』とのこと。
青春大爆発ですね、了解しました。
俺のキャラクターは『森永タケシ』
サッカー部のエースとしてザスパ草津からスカウトが来ているほどの才能の持ち主である。
男社会では人気者だが女の子達からは
『森永くんってチョット怖いよねー』と誤解されており、望ちゃんが
『でもね、タケシにだって良いとこいっぱいあるんだよ』
とさりげなくフォローを入れるそんな関係を脳内で設定。
完璧だ、こうして俺たちのラブワゴンは走り始めた。
二人で歩く町並み、二人で食べるアイスクリーム。二人で見る映画。ベンチに座る二人…無論GMはオトコノコだが、そんなコトは関係ない、TRPGに一番必要なのは想像力だ妄想力ともいう、現実的には彼女を演じているのは男性GMなのだ、モウ、ソウするしかないじゃないか。
使用ゲームはダブルクロスである。森永君は自分がオーヴァード(簡単に言うとデビルマン)であるという悩みを抱えている。普通の人間ではない俺が彼女を幸せに出来るだろうか?という不安と日夜戦っているのである。
それを打ち明けるシーンである。
ロケーションは噴水のある公園、夜の帳が下りている。
タケシ『望…俺、言っておかなきゃならないことがあるんだ』
ノゾミ『なに?』
ここで、顔をノゾミにぐっと近づけるタケシ
脳内BGMカットイン (Mrチルドレン「君が好き」)
タケシ『望はさぁ、俺が普通の人間じゃなかったらどうする?』
ノゾミ『・・・え?』
モトミヤ『・・・!!』
その刹那だった、ある香りが 俺の、タケシではなくモトミヤの世界を包み込んだ。どこかでかいだことのある懐かしい臭い。寒い冬にココロを落ち着けてくれるあの香り…
脳内で形成されていた、公園がゆがむ、歪みながらそれは深夜のラーメン屋へと変化していく。だめだそうじゃない。ここは夜の公園だ、そこにいるのはGMじゃない望だ、おれはそう望むのだ!
タケシ『俺は…いつまでもお前と一緒にいたい、お前は?』
ノゾミ『私も、同じだよ。貴方が一番だと思ってるよ』
一番…一番といえば、サッポロ一番…
俺たちのラブワゴンは次第に俺とあいつのラーメン屋台へ変化する
脳内BGMがスローテンポに変わってくる。
こんな幻聴すら聞こえてくる
♪サッポロ、サッポロ、サッポロ一番♪
ノゾミ『たとえ貴方が、人間じゃなくたって!』
くっ、がんばれ俺、まけるな俺!たとえ望がホントウは女の子じゃないとしてもっ!!
望はタケシにぐっと顔を寄せて言葉を続ける
ノゾミ『人間じゃなくたって、私は貴方が一番…』
一番…♪サッポロ一番電話は二番(文明堂カステラの曲で)
サッポロいっちっばんっ 味噌らーめん。
あなたのファーストキスはどんな味でしたか?
タケシ『味噌味ですがなにか?』
そんな、セッションを体験した。
あのGMさんは今日もどこかで サッポロ一番の臭いを皆に届けているのであろうか?
あ、ゲームはとても面白かったですよ。
そんなモンである、TRPGでもそれは同じだ。ご存知の方も多いと思うがシーン制のRPGには ハンドアウトというPCの設定を配りその設定にしたがってゲームを進めていく方法を取るものがある。そう、その人は突然俺の前に現れた。
モトミヤさんのハンドアウト
『学校一の美人 東鳩望(仮名)がいる。彼女が直面しているトラブルを解消するのが貴方の役目だ』
・・・学校一の美人、もちろん頭脳明晰、で性格良し、ピンク色の髪の毛にヘアバンド装備でしょうな?そういうわけでしょうな?マスターにやんわりと確認すると
『そうですよ、あなたの幼馴染です。青春大爆発でお願いしますね』とのこと。
青春大爆発ですね、了解しました。
俺のキャラクターは『森永タケシ』
サッカー部のエースとしてザスパ草津からスカウトが来ているほどの才能の持ち主である。
男社会では人気者だが女の子達からは
『森永くんってチョット怖いよねー』と誤解されており、望ちゃんが
『でもね、タケシにだって良いとこいっぱいあるんだよ』
とさりげなくフォローを入れるそんな関係を脳内で設定。
完璧だ、こうして俺たちのラブワゴンは走り始めた。
二人で歩く町並み、二人で食べるアイスクリーム。二人で見る映画。ベンチに座る二人…無論GMはオトコノコだが、そんなコトは関係ない、TRPGに一番必要なのは想像力だ妄想力ともいう、現実的には彼女を演じているのは男性GMなのだ、モウ、ソウするしかないじゃないか。
使用ゲームはダブルクロスである。森永君は自分がオーヴァード(簡単に言うとデビルマン)であるという悩みを抱えている。普通の人間ではない俺が彼女を幸せに出来るだろうか?という不安と日夜戦っているのである。
それを打ち明けるシーンである。
ロケーションは噴水のある公園、夜の帳が下りている。
タケシ『望…俺、言っておかなきゃならないことがあるんだ』
ノゾミ『なに?』
ここで、顔をノゾミにぐっと近づけるタケシ
脳内BGMカットイン (Mrチルドレン「君が好き」)
タケシ『望はさぁ、俺が普通の人間じゃなかったらどうする?』
ノゾミ『・・・え?』
モトミヤ『・・・!!』
その刹那だった、ある香りが 俺の、タケシではなくモトミヤの世界を包み込んだ。どこかでかいだことのある懐かしい臭い。寒い冬にココロを落ち着けてくれるあの香り…
脳内で形成されていた、公園がゆがむ、歪みながらそれは深夜のラーメン屋へと変化していく。だめだそうじゃない。ここは夜の公園だ、そこにいるのはGMじゃない望だ、おれはそう望むのだ!
タケシ『俺は…いつまでもお前と一緒にいたい、お前は?』
ノゾミ『私も、同じだよ。貴方が一番だと思ってるよ』
一番…一番といえば、サッポロ一番…
俺たちのラブワゴンは次第に俺とあいつのラーメン屋台へ変化する
脳内BGMがスローテンポに変わってくる。
こんな幻聴すら聞こえてくる
♪サッポロ、サッポロ、サッポロ一番♪
ノゾミ『たとえ貴方が、人間じゃなくたって!』
くっ、がんばれ俺、まけるな俺!たとえ望がホントウは女の子じゃないとしてもっ!!
望はタケシにぐっと顔を寄せて言葉を続ける
ノゾミ『人間じゃなくたって、私は貴方が一番…』
一番…♪サッポロ一番電話は二番(文明堂カステラの曲で)
サッポロいっちっばんっ 味噌らーめん。
あなたのファーストキスはどんな味でしたか?
タケシ『味噌味ですがなにか?』
そんな、セッションを体験した。
あのGMさんは今日もどこかで サッポロ一番の臭いを皆に届けているのであろうか?
あ、ゲームはとても面白かったですよ。
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